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通の意味

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学研全訳古語辞典

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つう 【通】

名詞

通力。神通力。


出典徒然草 八


「久米(くめ)の仙人の物あらふ女の脛(はぎ)の白きを見て、つうを失ひけんは」


[訳] 久米の仙人が、物を洗う女のすねの白いのを見て、神通力を失ったというのは。


世事や人情に通じていること。特に、遊里の事情に通じていること。また、その人。⇒通(つう)


分類文芸



分類文芸


江戸時代後期の美的理念。世間や遊里の事情に通じていて人情の機微がわかり、万事にさばけていて洗練されていること。江戸の遊里を背景に発達し、「黄表紙(きびようし)」や「洒落本(しやれぼん)」などに表されている。「通」に対して、洗練されていない態度は「野暮(やぼ)」といわれた。








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