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あまっさへの意味

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あまっ-さへ 【剰へ】

副詞

そればかりか。


出典平家物語 一・鱸


「あまっさへ丞相(しようじやう)の位にいたる」


[訳] そればかりか大臣の位に至る。


事もあろうに。


出典平家物語 一一・文之沙汰


「あまっさへ封をも解かず」


[訳] 事もあろうに封も解かずに。


参考

「あまりさへ」の促音便。現代語では音便の意識がなくなって「あまつさえ」となったが、古文では「アマッサエ」と促音で読む。








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