古語:

いへの意味

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学研全訳古語辞典

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いへ 【家】

名詞

住居。住まい。


出典方丈記 


「昔ありしいへはまれなり」


[訳] (今ある家で)昔からあった住居はめったにない。


自宅。我が家。


出典万葉集 一四二


「いへにあれば笥(け)に盛る飯(いひ)を」


[訳] ⇒いへにあれば…。


一族。一家。家族。妻。


出典平家物語 九・宇治川先陣


「木曾(きそ)殿のいへの子に、長瀬判官代重綱(しげつな)」


[訳] 木曾殿の一族の家来で、長瀬判官代重綱(と申す)。


家柄。血筋。名門。


出典平家物語 九・敦盛最期


「武芸のいへに生まれずは、何とてかかる憂き目をば見るべき」


[訳] 武士の家柄に生まれなかったならば、どうしてこんなつらい目にあっただろうか。


参考

「いへ」と「や(屋)」の違い 「や」が建物自体をさすのに対し、「いへ」は人の生活のよりどころとする場所をさす。








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