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いもの意味

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学研全訳古語辞典

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いも 【妹】

名詞

妻。恋人。姉妹。▽男性から女性を親しんで呼ぶ語。


出典万葉集 二一


「紫草(むらさき)の匂(にほ)へるいもを憎くあらば」


[訳] ⇒むらさきのにほへるいもを…。


あなた。▽対称の人称代名詞的に用いて、女性から親しい女性を呼ぶ語。


出典万葉集 七八二


「風高く辺(へ)には吹けどもいもがため袖(そで)さへ濡(ぬ)れて刈れる玉藻ぞ」


[訳] 風は激しく岸には吹くが、あなたのために袖までぬれて刈った玉藻であるよ。


参考

対語の「兄(せ)(=夫・愛する男)」といっしょに覚えよう。



いも 【痘・痘痕】

名詞

天然痘(てんねんとう)。


天然痘によって顔に残ったあと。あばた。◆「いもがさ」とも。








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