古語:

うたたねにの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > うたたねにの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

うたたねに…

分類和歌


「うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものは頼み初(そ)めてき」


出典古今集 恋二・小野小町(をののこまち)


[訳] うたたねの夢に恋しい人を見てからは、あてにならないと言われる夢というものをも、頼りにし始めてしまった。


鑑賞

恋しい人に会えないために夢をもあてにするようになったのである。「てふ」は「といふ」の変化したもの。「見てし」「そめてき」の、「て」は完了の助動詞「つ」の連用形であり、「し」「き」は過去の助動詞「き」のそれぞれ連体形・終止形である。「てし」「てき」の形で過去にすでに完了していることを表し、「見てし」「そめてき」は照応している。








うたたねにのページへのリンク
「うたたねに」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

うたたねにのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




うたたねにのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS