学研全訳古語辞典 |
もの-さ・ぶ 【物寂ぶ】
活用{び/び/ぶ/ぶる/ぶれ/びよ}
①
なんとなくさびれる。
出典夜討曾我 謡曲
「我ら兄弟が幕の内ほどものさびたるは候はじ」
[訳] 我ら兄弟の幕の内ほどなんとなくさびれているのはございますまい。
②
なんとなく古びて趣がある。
出典十訓抄 一
「いとどものさびたる家のすのこの下に」
[訳] いっそう古びて趣のでている家のすのこの下に。◆「もの」は接頭語。
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活用{び/び/ぶ/ぶる/ぶれ/びよ}
①
なんとなくさびれる。
出典夜討曾我 謡曲
「我ら兄弟が幕の内ほどものさびたるは候はじ」
[訳] 我ら兄弟の幕の内ほどなんとなくさびれているのはございますまい。
②
なんとなく古びて趣がある。
出典十訓抄 一
「いとどものさびたる家のすのこの下に」
[訳] いっそう古びて趣のでている家のすのこの下に。◆「もの」は接頭語。
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