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をのこの意味

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学研全訳古語辞典

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を-の-こ 【男子・男】

名詞

男。男子。


出典徒然草 一


「下戸(げこ)ならぬこそをのこはよけれ」


[訳] 酒が飲めない人でないのが男としてはよいのである。


男の子。男児。


出典徒然草 一〇七


「すべてをのこをば、女に笑はれぬやうにおほしたつべしとぞ」


[訳] だいたい男の子は、女から笑われないように育てなければならないという。


殿上人。殿上に出仕する男性。


出典枕草子 うへにさぶらふ御猫は


「猫を御ふところに入れさせ給(たま)ひて、をのこども召せば」


[訳] (帝(みかど)は)猫をご自分のふところにお入れになられて、殿上人たちをお呼び寄せになると。


召使いの男性。下男。


出典源氏物語 夕顔


「この院の預かりの子、睦(むつ)ましく使ひたまふ若きをのこと」


[訳] この寺院の留守番の子で、親しくお使いになっている若い下男と。


参考

⇒をとこ


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