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あやめの意味

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学研全訳古語辞典

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あや-め 【文目】

名詞

模様。


物の形・色などの区別。


出典枕草子 心にくきもの


「長炭櫃(ながすびつ)の火に、もののあやめもよく見ゆ」


[訳] 長炭櫃の火で、ものの区別もはっきり見える。


筋道。分別。


出典源氏物語 帚木


「何のあやめも思ひしづめられぬに」


[訳] 何の分別も落ち着いて考えられない時に。



あやめ 【菖蒲】

名詞

草の名。しょうぶ。剣状の葉は香気が強く、昔から邪気を払うものとされる。五月五日の節句に、軒や車にさし、また、身につけた。「あやめぐさ」とも。[季語] 夏。


参考

和歌では「あやめ(文目)」「あやなし」にかけて詠まれることが多い。








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