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うましの意味

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学研全訳古語辞典

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うま・し 【甘し・旨し・美し】

[一]形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


おいしい。味がよい。


出典万葉集 三八五七


「飯(いひ)はめどうまくもあらず」


[訳] ご飯を食べてもおいしくもない。


都合がよい。ぐあいがよい。


出典国性爺合戦 浄瑠・近松


「やあうまい所へ出会うたな」


[訳] やあ都合のよい所で出会ったな。◇「うまい」はイ音便。


[二]形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


すばらしい。立派だ。よい。


出典万葉集 二


「うまし国そあきづ島大和の国は」


[訳] ⇒やまとには…。


参考

中古以降ク活用が一般的になった。上代には、[二]のシク活用は、用例のように、語幹(終止形と同形)が体言を修飾した。








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