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きびしの意味

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きび・し 【厳し】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


すきまがない。密だ。


出典東関紀行 


「松きびしく生ひつづき」


[訳] 松がすきまなく生え連なって。


厳重だ。つけいるすきがない。


出典徒然草 一一


「周りをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて」


[訳] 周囲を厳重に囲ってあったことは、少し興がさめて。


いかめしい。厳かだ。


出典枕草子 内裏は、五節の頃こそ


「帳台の夜、行事の蔵人(くらうど)のいときびしうもてなして」


[訳] 帳台の試みの夜、行事の蔵人がたいそういかめしくかまえて。◇「きびしう」はウ音便。


険しい。


出典梁塵秘抄 四句神歌


「すぐれて山きびし」


[訳] 格別に山が険しい。








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