古語:

ぎの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

ぎ 【儀】

名詞

儀式。礼式。作法。


物事のなりゆき。こと。


出典平家物語 一・祇王


「そのぎならば祇王(ぎわう)をこそ出(い)ださめ」


[訳] そういうなりゆきならば祇王こそ追い出そう。



-ぎ 【儀】

接尾語

〔自分、または自分の側を示す名詞に付いて〕…こと。


出典万の文反古 浮世・西鶴


「私ぎ、若気にて、京都の住まひ望み」


[訳] 私こと若気から京都に住むことを希望し。



ぎ 【義】

名詞

人として守るべき正しい道。道義。儒教の徳目の一つ。五常(ごじよう)(=仁・義・礼・智(ち)・信)の一つ。


理由ある事柄。道理。


出典徒然草 二一七


「このぎを守(まぼ)りて利を求めむ人は」


[訳] このような道理を守って、利益を手に入れたいと願うような人は。


意義。意味。教説。


出典源氏物語 橋姫


「阿闍梨(あざり)も請(さう)じおろして、ぎなど言はせ給(たま)ふ」


[訳] 阿闍梨も比叡(ひえい)山から招き下ろして、経文の意味などを言わせなさる。








ぎのページへのリンク
「ぎ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

ぎのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




ぎのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS