古語:

きりぎりすの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > きりぎりすの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

きりぎりす…

分類和歌


出典百人一首 


「きりぎりす鳴くや霜夜(しもよ)のさむしろに衣(ころも)片敷(かたし)きひとりかも寝む」


出典新古今集 秋下・藤原良経(ふぢはらのよしつね)


[訳] こおろぎが鳴く、この霜の降りる夜の寒さのなか、小さな筵(むしろ)の上に衣の片袖(かたそで)を敷いて、(私は)独りでわびしく寝るのだろうかなあ。


鑑賞

「さむしろ」は「狭筵(さむしろ)」と「寒し」とをかけている。「衣片敷き」はわびしい独り寝をいう。恋人との共寝なら、互いの袖を重ねて敷く。



きりぎりす 【蟋蟀】

名詞

虫の名。今のこおろぎ。


注意

今のきりぎりすとは別物。今のきりぎりすは、平安時代には、その鳴き声が機織(はたお)りの音に似ているところから、「機織り」「機織り女(め)」といった。そしてこおろぎは、秋鳴く虫の総称であったらしい。








きりぎりすのページへのリンク
「きりぎりす」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

きりぎりすのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




きりぎりすのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS