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からころもの意味

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からころも…

分類和歌


「唐衣(からころも)(=枕詞(まくらことば))きつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞ思ふ」


出典古今集 羇旅・在原業平(ありはらのなりひら)・伊勢物語九


[訳] 唐衣を着なれるように、なれ親しんだ妻が都にいるので、はるかここまでやって来た旅のつらさを身にしみて感じることだ。


鑑賞

東国への旅の途中、三河の国八橋(やつはし)(今の愛知県知立(ちりゆう)市八橋)で、かきつばたが美しく咲くのを見て、その花の名の五文字を各句の上に置き旅の心を詠むよう求められて詠んだとする『伊勢(いせ)物語』の話は、『古今集』の詞書(ことばがき)でも同様である。いわゆる「折り句」である。さらに、「唐衣きつつ」は「なれ」を導く序詞(じよことば)、「なれ」は衣服がよれよれになる意となれ親しむ意の「馴(な)れ」の、「つま」は着物の「褄(つま)」と「妻」の、「はるばる」は「遥々(はるばる)」と「張る張る」の、「き」は「来」と「着」の掛け詞(ことば)、「なれ」「つま(褄)」「はる(張る)」「き(着)」は衣(ころも)の縁語になっている。種々の技巧を駆使しつつ、妻への愛情と旅の心をすべて巧みに詠み込んだ手腕は、見事というほかはない。



から-ころも 【唐衣・韓衣】

名詞

中国風の衣服。広袖(ひろそで)で裾(すそ)が長く、上前と下前を深く合わせて着る。


美しい衣服。



から-ころも 【唐衣・韓衣】

分類枕詞


「着る」「裁つ」「裾(すそ)」「袖(そで)」「紐(ひも)」など、衣服に関する語や、それらと同音をもつ語にかかる。


出典万葉集 二一九四


「からころも竜田(たつた)の山はもみちそめたり」


[訳] 竜田の山は紅葉しはじめたことだ。









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