古語:

とぞの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

と-ぞ

分類連語


〔文中に用いて〕…と。▽「と」が受ける内容を強める。


出典竹取物語 ふじの山


「その煙(けぶり)、いまだ雲の中へ立ち上る、とぞ言ひ伝へたる」


[訳] その(不死の薬を焼く)煙は、今でも雲の中へ立ち上っている、と言い伝えている。


〔文末に用いて〕…ということだ。▽伝聞あるいは不確実な内容であることを表す。


出典徒然草 八九


「飼ひける犬の、暗けれど主を知りて、飛びつきたりけるとぞ」


[訳] 飼っていた犬が、暗いけれど飼い主とわかって、飛びついたのだったということだ。


語法

の文末は多く「ぞ」の結びとして、連体形になる。は係り結びの結び「言へる」などが省略された形である。


なりたち

格助詞「と」+係助詞「ぞ」








とぞのページへのリンク
「とぞ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

とぞのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




とぞのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS