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みなすの意味

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学研全訳古語辞典

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み-な・す 【見做す】

他動詞サ行四段活用

活用{さ/し/す/す/せ/せ}


(そうでないものを仮に)それと思って見る。


出典万葉集 六九〇


「照らす日を闇(やみ)にみなして泣く涙」


[訳] 照っている日を闇と思って見るほどに泣く涙で。


(そのようになるのを)見届ける。


出典源氏物語 夕顔


「命長くて、なほ、位高くなどもみなし給(たま)へ」


[訳] 長生きして、もっと位の高くなることなども見届けください。


世話をする。面倒を見る。


出典源氏物語 少女


「この君をだに、いかで思ふさまにみなし侍(はべ)らむ」


[訳] この君だけでも、なんとか(自分の)思うとおりに世話をしたいものです。








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