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さながらの意味

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さ-ながら 【然ながら】

副詞

そのまま。そのままの状態で。もとのまま。


出典源氏物語 夕顔


「帰り入りて探りたまへば、女君はさながら臥(ふ)して」


[訳] (源氏が部屋に)もどって手さぐりなさると、女君(=夕顔)はもとのまま横たわっていて。


残らず全部。そっくりそのまま。すっかり。ことごとく。


出典方丈記 


「七珍万宝(しつちんまんぽう)さながら灰燼(くわいじん)となりにき」


[訳] あらゆるすばらしい宝物が残らず全部(焼けて)灰になってしまった。


〔下に打消の語を伴って〕まったく。全然。


出典徒然草 七五


「人に交はれば、言葉よその聞きに従ひて、さながら心にあらず」


[訳] 人と交際すると、(自分の)言葉が他人の思惑に左右されて、まったく(自分の)心(からのもの)でなくなる。


〔下に「ごとし」「やうなり」など比況の表現を伴って〕まるで。ちょうど。


出典羽衣 謡曲


「今や、さながら天人も羽なき鳥のごとくにて」


[訳] (羽衣をとられて)今は、まるで天人も羽のない鳥のようで。◇中世以降の用法。









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