古語:

かへりみの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

かへり-み 【顧み】

名詞

ふりかえって見ること。


出典万葉集 四八


「東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月傾(かたぶ)きぬ」


[訳] ⇒ひむがしの…。


過去を、回想すること。思いやること。


出典源氏物語 帚木


「世にかへりみすべくも思へらず」


[訳] 俗世を思いやることをしようとは思っていない。


心にかけること。わが身を心配すること。


出典万葉集 四〇九四


「大君の辺(へ)にこそ死なめかへりみはせじ」


[訳] (私は)天皇のお側でこそ死のう。わが身を心配することはすまい。


世話をすること。


出典竹取物語 かぐや姫の昇天


「親たちのかへりみをいささかだに仕うまつらで」


[訳] 両親の世話を少しもいたしませんで。








かへりみのページへのリンク
「かへりみ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

かへりみのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




かへりみのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS