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みみの意味

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学研全訳古語辞典

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みみ 【耳】

名詞

五官の一つ。音を聞く器官。


聞くこと。聞く能力。


うわさ。評判。


出典万葉集 一二八


「わが聞きしみみによく似る葦(あし)のうれの足痛(ひ)くわが背勤めたぶべし」


[訳] 私が聞いたうわさにそっくり似ている、葦の葉先のように足の弱々しいわが夫よ、御自愛なさい。


針の穴。めど。▽耳に穴があることから。



み-み 【身身】

名詞

その身その身。人それぞれの身。


出典源氏物語 蓬生


「おのがみみにつけたるたよりども思ひ出(い)でて」


[訳] 各人がそれぞれの身に持っているいろんな縁故を思い出して。


〔多く「みみとなる」の形で〕出産すること。身二つになること。


出典平家物語 九・小宰相身投


「舟のうちの住まひなれば、静かにみみとならん時もいかがはせん」


[訳] 船の中の住まいなので、無事に出産となるようなときもどうしたらいいのか。








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