古語:

みづからの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

み-づ-から 【自ら】

[一]名詞

自分自身。本人。


出典方丈記 


「頼むかたなき人は、みづからが家をこほちて、市に出(い)でて売る」


[訳] 暮らしを立てるあてのない人は、自分自身の家を壊して、(薪として)市場に出て売る。


[二]代名詞

私。▽自称の人称代名詞。古くは男女ともに用いたが、近世では女性語となった。


出典大鏡 序


「みづからが子童(こわらは)にてありしとき」


[訳] 私が幼い子供であったとき。


[三]副詞

自分自身で。直接に。


出典徒然草 一六七


「一道にも誠に長じぬる人は、みづから明らかにその非を知る故(ゆゑ)に」


[訳] 一道に真に達した人は、自分自身ではっきりと自分の欠点を知っているので。


参考

「みつから」の変化した語。「み」は「身」、「つ」は「の」の意の上代の格助詞、「から」はそれ自体の意の名詞。








みづからのページへのリンク
「みづから」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

みづからのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




みづからのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS